メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

北陸ひと模様

民芸品を扱う「林ショップ」店主・林悠介さん(40) 無題の日常品にひかれて /富山

「林ショップ」店主の林悠介さん=富山市総曲輪2の「林ショップ」で、高良駿輔撮影

 富山市の繁華街、総曲輪に古書店やカフェが並ぶ一画がある。その一角にある「林ショップ」は、陶器やガラス製品などの民芸品を扱う。

 小学生の頃から図工が好きだった店主の林悠介さん(40)は、絵や民芸品が好きだった祖母、絹子さんの後押しもあり、石川県の大学で環境デザインを学んだ。

 当時、「デザイン」という言葉が浸透し、はやっていた。一方で言葉が独り歩きし、さまざまな場面で使われていたことに違和感を覚えた。「本当の意味のデザインとは何か――」。悩んだ末にたどり着いたのは、祖母の影響で親しんできた民芸だった。無名の職人が作った無題の物が日常的に使われることが「かっこいい」と感じていた。

 一方、大学では、制作した都市のデザインなどの模型を撮影することが多く、写真にも興味を持った。卒業後、しばらくして上京し、写真を現像する仕事に就いた。しかし、時代はフィルムからデジタルへの移行期。フィルムの衰退をきっかけに、自身の仕事にも一区切りを付けようと、退職した。

この記事は有料記事です。

残り786文字(全文1212文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 北海道・鈴木知事の感染防止対策に評価 「道民の命を守る英断」

  2. 「ずっと失業者かも…」 新型コロナで求人減少と面接会中止 離職者に逆風

  3. 「森三中」黒沢かずこさんが新型コロナウイルスに感染 発熱後、味覚異常残り受診

  4. ナイトクラブや風俗業、休業補償の対象外 厚労省「公金助成ふさわしくない」に批判

  5. 「配布計画は裏目に出た」 アベノマスク批判、米欧主要メディアも報道

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです