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ストーリー

視覚障害者の文字起こし(その2止) 文字起こしで自立

文字起こしの仕事をする小林直美さん。イヤホンは密閉性のないものを利用している。「外の音が聞こえなくなると怖い」という=小川昌宏撮影

 

 ◆視覚障害者ら、仕事に誇り

 約3年半前、思わぬチャンスが飛び込んできた。いや、つかみ取ったのかもしれない。2016年5月ごろ、重度の弱視で障害等級2級の小林直美さん(46)=東京都八王子市=は、都内の就職支援施設での研修で知り合った重度の弱視である松田昌美さん(33)から声を掛けられた。「文字起こしの仕事があるんだけど……」

 後に合同会社化される、視覚障害者らが働く文字起こし専門集団「ブラインドライターズ」(目が見えない書き手、の意味)がある、という情報だった。松田さんは同社のメンバー第1号で「ブラインドライターの元祖」である。

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和田浩明

1991年4月入社。英文毎日編集部、サイバー編集部、外信部、大阪社会部を経て2003年10月から08年3月までワシントン特派員。無差別発砲事件、インド洋大津波、イラク駐留米軍や大統領選挙を取材。09年4月からはカイロに勤務し、11年1月に始まった中東の民主化要求運動「アラブの春」をチュニジア、エジプト、リビア、シリア、イエメンで目撃した。東京での中東、米州担当デスク、2度目のワシントン特派員などを経て2019年5月から統合デジタル取材センター。日本社会と外国人住民やLGBTなどの今後に関心がある。

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