連載

世界経済・見て歩き

変化が激しい世界経済。何が起きているのか、特派員が現場から報告します。

連載一覧

世界経済・見て歩き

米・ラスベガス 家電IT見本市「CES」  欧米・中国、進む断絶 個人情報保護、二つの選択肢

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
「CES」に出展した中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)の子会社の展示ブース。トランプ米政権による輸出禁止措置の影響か、来場者は多くなかった=米ラスベガスで1月7日
「CES」に出展した中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)の子会社の展示ブース。トランプ米政権による輸出禁止措置の影響か、来場者は多くなかった=米ラスベガスで1月7日

 米西部ネバダ州ラスベガスで毎年1月に開かれる世界最大級の家電IT見本市「CES」。2020年のCESは、世界の企業やベンチャーが高速大容量の次世代通信規格「5G」を活用した製品やサービスを披露する一方、技術覇権やプライバシーを巡る米中摩擦が影を落としていた。

 「20年代は中国と西側諸国の経済的なデカップリング(分離)が進むかもしれない」。CESを取材してまず驚いたのが、主催団体・全米民生技術協会のゲーリー・シャピロ最高経営責任者(CEO)の開幕に向けたこのコメントだ。

 昨年の開幕イベントでは「テクノロジーに国境はない」とトランプ米政権による中国製品排除の動きを痛烈に批判したシャピロ氏のひょう変は、アメリカのIT業界の認識が大きく変化していることを印象付けた。

この記事は有料記事です。

残り1394文字(全文1728文字)

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る

注目の特集