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号外東京都知事選 小池氏の再選確実
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小島ゆかり・評 『歩道橋シネマ』=恩田陸・著

 (新潮社・1760円)

 「歩道橋シネマ」というタイトルのノスタルジックなひびきがまず、心にふれる。どこかもの暗い、しかし奇妙になつかしい記憶の奥へと誘(いざな)われる感じがする。

 日本で最初の歩道橋は、一九五九(昭和三十四)年、愛知県西春日井郡西枇杷島町(現在の清須市)に作られた「学童専用陸橋」だという。高度経済成長期で交通量が激増したころだ。昭和四十年代に小・中・高校時代を過ごしたわたしには、歩道橋は日常風景の一部だった。

 そういえば渋谷には、シンガー・ソングライター尾崎豊の銅板歌碑がある歩道橋がある。「十七歳の地図」の歌詞に出てくる、彼が夕陽(ゆうひ)を眺めた歩道橋だ。

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