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中国、物価高騰を警戒 新型肺炎で物流混乱 豚肉1.5倍…「パニックで買いだめ」

野菜や肉を扱う店が並ぶ「三源里市場」。新型肺炎の警戒に物価上昇が重なり、客の姿は少ない=北京市内で2020年2月12日午後、浦松丈二撮影

 新型コロナウイルスによる肺炎拡大が深刻化する中国で、当局が食料品などの物価高騰対策に頭を悩ませている。肺炎拡大防止のため各地で交通規制が強化され物流網が混乱しているためだ。

 北京市民の台所「三源里市場」。春節(旧正月)の大型連休前の1月中旬に500グラム30元(約470円)もしなかった豚肉は、2月中旬には45元に値上がりしていた。白菜も高騰し、市内のスーパーでは300グラム12元と通常より大幅に高い値段で売られていた。新型肺炎の拡大を受け、北京市は市外からのモノやヒトの流入に厳しい制限を課している。関係者は「市外から野菜や魚がなかなか入ってこず、価格も上昇している」と話す。

 中国の1月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比5・4%上昇し、上昇率は2011年10月以来、8年3カ月ぶりの高水準となった。国家統計局は春節前の買いだめ需要に加え、新型肺炎に伴う物不足も影響したと分析する。政府は「生活必需品の供給、価格ともに安定している」と不安沈静化を図るが、中国商務省の担当部署は「一部地域でパニックによる買いだめが起きた」と認める。

 当局は価格抑制に躍起だ。中国政府は11日…

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