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クルーズ船内待機 米、感染急増で“評価見直し” チャーター機16日到着 新型肺炎

クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の米国人乗客乗員を帰国させるため、羽田空港に到着した2機の米国チャーター機(中央と左)=2020年2月16日午後10時39分、小川昌宏撮影

 クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から米国人乗客乗員を退避させるため、米政府が手配したチャーター機が16日夜、羽田空港に到着した。米メディアでは、日本政府が乗客らを船内待機させている間に感染者数が急増したことについて「公衆衛生危機の際に行ってはいけない対応の見本」(ニューヨーク・タイムズ紙)などとの批判が相次いでいる。米政府は船内待機を妥当な措置としてきたが、船内での感染リスクへの懸念を強め、チャーター機手配に踏み切ったとみられる。

 「これが私たちが求めていたものだ。船内での隔離は安全だと感じたことはなかったから」。乗客で作家の米国人、ゲイ・コーターさん(75)はニューヨーク・タイムズにそう語った。乗客らは米国に到着後も14日間隔離されることになるが、それでも夫とともに下船してチャーター機に乗るという。

 ダイヤモンド・プリンセスは今月3日に横浜港に到着したが、香港で下船した男性の感染が判明。日本政府は約3700人の乗客乗員に最大14日間船内にとどまるよう求めた。米政府はもともと、こうした日本の対応に理解を示していた。在日米大使館が8日に乗客向けに出した説明でも「船内の自室にとどまるのが感染リスクを最小限にする最も安全な選択肢だ」としていた。

 しかし、10日に新たに65人もの感染が確認されるなど集団感染が広がっている疑いが濃厚になり風向きが変わった。ABCニュースは専門家の話として、閉鎖された船内では感染防止は難しいとして、同船が中国・武漢に次ぐ「第2の感染拡大の震源地になる恐れがある」と…

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