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演劇散策

顔がそろって見ものの「合腹」=小玉祥子

 俳優の顔がそろわないと上演がかなわない演目がある。「仮名手本忠臣蔵」の「山科閑居」、「絵本太功記」の「尼ケ崎閑居」などがそうだ。立ち役、女形の若手から老け役まで、登場する全部がいい役で、優れた脚本なので見応えがある。

 東京・歌舞伎座の「三月大歌舞伎」(3月2~26日)の昼の部で上演される「新薄雪物語」も、そんな演目のひとつだ。全編通すと一日がかりになるので、今回は「花見」「詮議」「広間」「合腹(あいばら)」が舞台にかけられる。

 園部左衛門(さえもん)と薄雪姫という若い男女が恋に落ちる。陰謀により左衛門に謀反の疑いがかけられ、左衛門は薄雪姫の父、幸崎(さいざき)伊賀守(いがのかみ)の館に、薄雪姫は左衛門の父、園部兵衛の館にお預けとなる。兵衛は薄雪姫を、伊賀守は左衛門を逃がし、自分たちが代わりに切腹する。

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