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演劇

天保十二年のシェイクスピア 陰の魅力、陽の魅力巧みに=評・小玉祥子

 シェークスピア全37作品と江戸時代の俠客(きょうかく)の争いを題材にした講談「天保水滸伝」を縦横の軸とした井上ひさし作品。藤田俊太郎演出、宮川彬良作曲・音楽監督。

 発端は「リア王」。清滝村の俠客、鰤の十兵衛(辻萬長)は隠居するにあたり、全財産を長女お文(樹里咲穂)、次女お里(土井ケイト)、三女お光(唯月ふうか)の誰に譲るかを思案するが、一番孝心のあついお光は行き違いから家を出てしまう。お文、お里は財産を2分して夫と一家を立てる。

 無宿者の三世次(高橋一生)は、お里の一家に入り、清滝村を手に入れる野望を抱く。お里は用心棒の幕兵衛(章平)、お文は義弟の九郎治(阿部裕)にそれぞれの夫を殺させる。お文の息子の王次(浦井健治)は父の敵を討つために帰郷。故郷に舞い戻り、お里の一家に身を寄せるお光と恋に落ちる。お光は新任の代官の妻おさち(唯月)とうり二つだった。

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