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酒米「神の穂」で醸造の「颪」発売 御浜 /三重

 御浜町の耕作放棄地で稲作に取り組むグループ・尾呂志「夢」アグリ(辻本満哉代表)が育てた酒米「神の穂」で伊賀市の大田酒造が醸造した純米大吟醸「颪(おろし)」の販売が始まった。辻本さんは町役場での完成披露会で「雨や台風で夏の気象条件は悪く、量は少ないが、いい米が作れた。おいしい酒になったので多くの人に飲んでほしい」と話していた。

 尾呂志地区は熊野古道・風伝峠のふもとにあり、昼夜の温度差が大きく稲作に適した地域。尾呂志「夢」アグリは、増加する耕作放棄地を活用して地域を活性化しようと結成され、江戸末期から大正にかけて酒蔵があった歴史を踏まえて6年前に酒米プロジェクトを立ち上げた。熊野市の自動車部品製造会社「熊野精工」も田植えなどに参加し、県が開発した酒米「神の穂」を育て、大田酒造に醸造依頼。2015年から販売が始まった。

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