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第103回全国高校野球選手権

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智弁和歌山応援歌作曲のバイオリニスト、竜馬さん県内初ライブ 和歌山市内で25、26日 /和歌山

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竜馬四重奏のバイオリニスト、竜馬さん=オフィスウォーカー提供 拡大
竜馬四重奏のバイオリニスト、竜馬さん=オフィスウォーカー提供

 第92回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)に出場する智弁和歌山(和歌山市冬野)の応援歌として、2019年の選抜で初披露された「YAMATO」の作曲者でバイオリニストの竜馬さん(35)=東京都在住=の県内初ライブが25、26の両日、和歌山市内である。自身も甲子園球場(兵庫県西宮市)でプレーすることを夢見てきた球児の一人。「選手たちの力になれば」と音楽でエールを送る。【木原真希】

「YAMATO」新魔曲に選手も期待

 竜馬さんは千葉県市川市出身で、5歳からバイオリンを始めた。一方で地元のソフトボールチームに入団するなど野球が大好きな少年だった。高校進学時、音楽か高校野球の強豪校に進むかで岐路に立ち、「プロになれる確率が高い方に」と音楽の道を選び、大学在学中にプロデビューを果たした。

 YAMATOは、竜馬さんが所属する音楽ユニット「竜馬四重奏」が2015年に作った。「大和魂を持った侍が立ち上がり、戦いに向かう」イメージで作曲したと明かす。竜馬さんが奏でるバイオリンと鼓や津軽三味線、しの笛の四重奏が生み出す重厚音が「アスリートの心を震わせる」と評判になり、野球日本代表「侍ジャパン」の応援歌などさまざまなスポーツで使用されるようになった。

 智弁和歌山の応援は、魔曲と呼ばれている「ジョックロック」で全国的に有名。19年の選抜で吹奏楽用にアレンジしたYAMATOを初披露すると「かっこいい」と選手らからも好評で、「新たな魔曲に」と期待を寄せられている。球場でYAMATOが流れる場面を録画で見たという竜馬さんは、「野球で甲子園はかなわなかったが、自分の作った曲が甲子園に鳴り響いていて『出場』の夢がかない、うれしかった」と振り返る。

 初の和歌山ライブは、応援歌として使用された縁もあり企画し、当日はYAMATOも演奏されるという。竜馬さんは「チームが一つでも多く勝ち上がれるように、エールの気持ちを込めて演奏したい」と話している。

 26日のみチケット販売中で、午後1時半から和歌山市狐島の「LURU HALL」で5000円(税込み)と、午後8時から同市紀三井寺の「Desafinado Live」で4000円(同)。いずれも予約・問い合わせは、チケット販売担当の大畑八重さん(080・4560・8390)。

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