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短歌月評

名づけ得ぬものへ=加藤英彦

 私たちの周りは簡単にことばには変換できないものに満ちている。流しの奥の小さな闇や座っていた木椅子の温(ぬく)もりや、食べ残した野菜くずや朝の水たまりや、それらをことばに掬(すく)いあげる一首に会いたいと思う。

 先月、総合誌「歌壇」二月号に第31回歌壇賞が発表された。受賞したのは清掃業に従事する三十代の女性である。

・からっぽの郵便受けに溜まりいる空気に静かな名前がほしい 小山美由紀

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