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蔵書拝見

枝野幸男氏/上 「どういう役で自分が生きるのか」俯瞰して学んだ「水滸伝」の役割分担

インタビューに答える立憲民主党の枝野幸男代表=東京都千代田区の衆院第1議員会館で2020年2月6日、長谷川直亮撮影

 この小説は「役割分担」の物語として読んだ。主要人物だけで梁山泊(りょうざんぱく)の108人プラスアルファもいて、それぞれが大事な役割を担い、ある瞬間には主役になる。自分自身、若手、中堅のころから「どういう役割を担うことで自分が一番生きるのか」を意識してきた。今の「代表」という立場で「個性あふれる仲間に、どうやって一番持ち味を発揮してもらえる役割を担ってもらうか」ということをかなり意識しているのは、この小説を2回読んだ影響もあると思う。

 多様で個性豊かな登場人物で魅力を感じたのは、リーダーの宋江(そうこう)を支える軍師役の呉用(ごよう)だ。知恵を絞って軍略を巡らすところも面白いけれど、ナンバー2、ナンバー3として宋江を支える局面も面白い。続編の「楊令伝」では、宋江亡き後にその代わりをしなきゃならなくなって、どちらかというと包容力のないリーダーに描かれている。次代につなぐために呉用が苦悩する姿に、いろいろと感じるものがありますね。

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