逮捕術乱取りでボコボコ、盾抱えたランでビリ 激務・福岡県警機動隊に体験入隊した

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 テロ対策や警戒警備、災害救助、爆発物処理などさまざまな任務に当たる警察の機動隊。第一線で活躍する隊員たちは日ごろどんな訓練をしているのだろうか。その一端でも見られればと思い、福岡県警が12日に開催した報道関係者向けの「一日体験入隊」に記者(34)が参加した。

「おっ、いける」と思ったら…警棒で一方的にたたかれ…

 午前10時、福岡市東区の第1機動隊訓練施設。紺色の出動服に着替えて入隊式に臨んだ。警察組織のシンボルマークでもある左肩の「桜の代紋」を見ると、自然と背筋が伸びる。まずは基本動作の訓練から始まった。左足を横にずらす「休め」の姿勢。上半身を前方に折り曲げてから素早く戻す「敬礼」。細かく決められた動作を機敏に繰り返すうち、「おっ、いけるかも」とすっかり“その気”になってきた。

 しかし、そんなことを思っていられたのは最初だけだった。専用の防具を着用し、竹に布を巻いた警棒による打撃やパンチ、キックなどで、抵抗する犯人を制圧する「逮捕術」の訓練。若い隊員との乱取りでは、警棒でほぼ一方的にたたかれ、想像以上の痛さにひるんだところにみぞおちに鋭い突きをくらい、思わず体を「く」の字に曲げると後はひたすら背中を痛打された。2分間の乱取りを3回繰り返すと、立ち上がるのがやっとだった。

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