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レビー小体型認知症の症状 「幻視」の世界へようこそ 「毎朝楽しみ」イラストに

毎朝の幻視を楽しみにしている三橋昭さんと飼い猫のたまちゃん。初めて見た幻視はたまちゃんの姿をしていた=東京都大田区で2020年2月9日、銭場裕司撮影

 東京都大田区の区立蒲田図書館長(指定管理者制度)、三橋昭(みつはしあきら)さん(71)が、レビー小体型認知症の影響で寝覚めに現れる幻視をイラストにして動画投稿サイト「ユーチューブ」などで紹介している。恐怖を感じる幻視はほとんどなく、トランプで遊ぶ動物とロボットたち、二足歩行で元気にジョギングするヤギ、といったユーモラスな姿もあり「毎朝何が出現するか楽しみ」と語る。地域の仲間と出版を目指す活動も始まり「認知症という言葉に含まれる負のイメージが少しでも変われば」と話している。【銭場裕司】

 三橋さんは東京都出身。映画に魅せられ、まだ10代だった頃に大島渚監督作品で助監督の一人を務めたこともある。女優の髪のセットに関わったことから美容師の資格を取り、化粧品メーカーに長く勤務した。55歳のころ図書館の仕事に転身し、今年で8回目を迎える蒲田映画祭の実行委員を初回から務めるなど地域で多彩な活動をしている。

 実際には存在しないものが見えたのは2018年11月だった。明け方、枕元に近づいてきた雌の飼い猫、たまちゃんに触れようと伸ばした手が体をすり抜けた。たまちゃんは幻視だった。翌月には縄文時代の土偶が空中に浮かんでいた。

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