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私の記念碑

歌手 橋幸夫/2 人生の分岐点は歌へ

若き日を振り返る橋幸夫=東京都渋谷区で2020年1月20日午後4時24分、尾籠章裕撮影

 遠藤実の熱のこもった指導を受け、メキメキと歌唱力を上げた若者は、師が所属する日本コロムビアのオーディションを受けることになった。まだ16歳。「遠藤学校でも僕のような若手はいなかった。大人ばかりでした」と振り返る。

 世の中は、ミッキー・カーチスや平尾昌晃らが旋風を起こした日劇ウエスタンカーニバル全盛の時代。民謡を習う少年はいたものの、歌謡曲を歌う10代はほとんどいなかった。今でこそ「本当は、そっち(ウエスタンカーニバル)へ行きたかった」と小声で打ち明けるも、遠藤門下の若手エースは、歌謡曲を学ばせた母により敷かれたレールの上を、とにかく走るしかなかった。

 オーディションで歌ったのは、同社のスター、村田英雄の「人生劇場」と「蟹工船」。後者は師の作曲。受かると思われたが、結果は不合格。「ウチには村田御大がいるから」ということだったそうだ。

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