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北海道ダークツーリズム紀行

開拓編/下 小樽・小作争議 農民の権利求め奮起 労働者も支持、各地に拡大 /北海道

観光客でにぎわう小樽運河。小作争議があった当時の運河は左側に2倍の幅があり、倉庫が建ち並んでいた=北海道小樽市で

 「北のウォール街」と呼ばれ、明治~昭和初期に栄えた商都・小樽。当時の面影を残す小樽運河近くで、赤茶けた風合いが目を引くレンガ造りの2階建て倉庫がある。1906(明治39)年に建てられた「旧磯野支店倉庫」。新潟・佐渡出身で小樽で財を成し、小樽商工会議所の会頭も務めた商人・磯野進の隆盛を今に伝える市の歴史的建造物だ。

 広大な北の農地は、明治の開拓民が極寒に耐え、ヒグマにおびえながら原生林を切り開いた。明治中期には、北海道の開発を担った政府の行政機関・開拓使を引き継いだ北海道庁によって、農地は開拓費用の調達名目で資本家や華族に低価格で払い下げられた。

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