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この小説は「役割分担」の物語として読んだ。主要人物だけで梁山泊(りょうざんぱく)の108人プラスアルファもいて、それぞれの役割があり、ある瞬間は主役になる。自分自身、若手中堅のころから「どういう役割を担うことで自分が一番生きるのか」を意識してきた。今の「代表」という立場で「個性あふれる仲間に、どうやって一番持ち味を発揮してもらえる役割を担ってもらうか」ということをかなり意識しているのは、この小説を2回読んだ影響もあると思う。
多様な登場人物で魅力を感じたのは、リーダーの宋江(そうこう)を支える軍師役の呉用(ごよう)。知恵を絞って軍略を巡らすところも面白いけど、ナンバー2、ナンバー3として宋江を支える局面と、宋江亡き後にその代わりをしながら次代につなぐ苦悩に、いろいろと感じるものがありますね。
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