メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

蔵書拝見

枝野幸男氏/上 「水滸伝」 個性生かし役割分担

 この小説は「役割分担」の物語として読んだ。主要人物だけで梁山泊(りょうざんぱく)の108人プラスアルファもいて、それぞれの役割があり、ある瞬間は主役になる。自分自身、若手中堅のころから「どういう役割を担うことで自分が一番生きるのか」を意識してきた。今の「代表」という立場で「個性あふれる仲間に、どうやって一番持ち味を発揮してもらえる役割を担ってもらうか」ということをかなり意識しているのは、この小説を2回読んだ影響もあると思う。

 多様な登場人物で魅力を感じたのは、リーダーの宋江(そうこう)を支える軍師役の呉用(ごよう)。知恵を絞って軍略を巡らすところも面白いけど、ナンバー2、ナンバー3として宋江を支える局面と、宋江亡き後にその代わりをしながら次代につなぐ苦悩に、いろいろと感じるものがありますね。

この記事は有料記事です。

残り831文字(全文1182文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 「森三中」黒沢かずこさんが新型コロナウイルスに感染 発熱後、味覚異常残り受診

  2. 「検査数少なく正確な評価困難」 在日米大使館が「予測困難」と米市民に帰国促す

  3. 現金給付 「自己申告制」で1世帯30万円支給へ 「収入減」示す書類求める

  4. ナイトクラブや風俗業、休業補償の対象外 厚労省「公金助成ふさわしくない」に批判

  5. 「配布計画は裏目に出た」 アベノマスク批判、米欧主要メディアも報道

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです