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第69期大阪王将杯王将戦七番勝負

第3局 渡辺、巧みに逃げ切り 解説・中座真七段

第69期王将戦七番勝負第3局で、初手の2六歩を指す渡辺明王将(手前右)。同左は広瀬章人八段=栃木県大田原市のホテル花月で2020年2月8日、丸山進撮影

 渡辺明王将(35)に広瀬章人八段(33)が挑戦する第69期大阪王将杯王将戦七番勝負第3局(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催、大阪王将特別協賛、栃木県大田原市、下野新聞社後援、囲碁・将棋チャンネル協賛)は8、9日、大田原市のホテル花月で行われ、渡辺が145手で勝って対戦成績を2勝1敗とし、2連覇と通算4期へ向け一歩リードした。双方強気の応酬が続いた中盤戦から広瀬が攻勢を強めて有利な状況で終盤戦に入った。しかし、渡辺が巧みに攻守を入れ替えて差を詰め最後は逃げ切った。渡辺が貴重な1勝を挙げた第3局を中座真七段の解説で振り返る。【山村英樹】

 大田原市で15年連続、うちホテル花月で14年連続となる王将戦開催。この場所では、過去に多くの名勝負が繰り広げられてきた。対局室から望む那珂川は昨年の台風19号による影響で増水し、周辺の駐車場などに被害が出た。その那珂川も復旧工事が進み、川面には冬の青空の色が輝いていた。

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