JR西日本 大阪環状線と桜島線で自動運転導入へ 実車走行試験で検証中
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JR西日本の長谷川一明社長は19日の定例記者会見で、将来的に大阪環状線と桜島線で自動運転を全面的に導入する方針を表明した。2月から実車を使った走行試験を始めており、営業運転に向けて技術開発を進める。
JR西は2018年3月公表の「技術ビジョン」で、おおむね20年後をめどに自動運転技術の実用化を掲げている。長谷川社長は会見で「技術面はもちろん、社会的に安全性を認めてもらうことが重要」と述べた。
大阪市の中心部を周回する環状線には踏切がなく、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(此花区)への足として利用される桜島線も高架部分が多い。線路上を人が横切る機会が少ないことを踏まえ、両線での導入を目指すことにしたという。
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