火星の砂、ちりなど採取に期待「生命の痕跡調査も」 衛星「フォボス」に着陸へ
毎日新聞
2020/2/19 14:52(最終更新 2/19 14:52)
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「はやぶさ2」に続く宇宙から地球に試料を持ち帰る日本の探査計画の目標天体が、火星を周回する衛星「フォボス」に決まった。宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2024年の打ち上げ、29年の帰還を目指す。
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宇宙から地球へ試料を持ち帰る新たな目標に決まった火星の衛星「フォボス」は、火星から約6000キロしか離れていない。地球の衛星で約38万キロ離れた月と比べても、極めて惑星に近い場所を回っている。そのため、火星での天体衝突で飛散した物質が…
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