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クルーズ船待機 危機感薄く、感染広がり…いらだつ政府高官 内閣支持率への影響懸念も

横浜港に停泊するクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」と待機するバス(手前)=横浜市鶴見区で2020年2月19日午前10時24分、本社ヘリから

 乗客の下船が19日に始まったクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」での新型コロナウイルスの感染拡大は、日本政府に前例のない「巨大海上検疫」を迫った。米国企業が運航する英国船籍の同船には、56カ国・地域の乗員・乗客約3700人が乗っており、クルーズ中の船内でのパーティーやイベントで感染が拡大した可能性がある。一方、乗員・乗客を船内に隔離して経過を観察した政府の措置には、疑問の声も出ている。

 政府関係者によると、3000人超が乗る大型船で新型感染症がまん延するケースは世界でも初めて。各国が注視する中、日本政府にとっては「想定外」(政府高官)の事態が続き、暗中模索の対応となった。

 国内で経路不明の感染者が相次ぐ中、下落傾向の内閣支持率にウイルス対応が影響を与えかねないと安倍政権は危機感を募らせている。菅義偉官房長官は19日の記者会見で、クルーズ船への対応が十分だったかを問う質問に対して何度も「乗員・乗客の健康確保に最大限配慮して対応してきている」と繰り返した。

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