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音楽書の新傾向 生き方に生かす本、ヒット リベラルアーツ注目の流れ

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近年、音楽を人生や社会に生かしていこうと提案する書籍がヒットしている
近年、音楽を人生や社会に生かしていこうと提案する書籍がヒットしている

 書店の音楽書コーナーの前に立てば、まず作曲家や演奏家らアーティストたちの伝記や自著が目に飛び込んでくる。モンテヴェルディからフィリップ・グラス、マイルス・デイヴィスやグレン・グールドまで、偉大な名匠の人物像に迫ったり、演奏の奥義を探ったりした分厚い本がずらりと並ぶ。音楽史ものも目立つ。オペラ史もあれば、ロック史もアイドル史もある。もちろん、評論や名盤解説、楽典や音楽ビジネスの書籍も書棚には欠かせない。

 そんな中、ここ数年増えているのが、生き方や仕事にどう音楽を生かすかを提案、または問いかける本だ。美術の分野では、ベストセラーとなった『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』(山口周著、光文社新書)など類書が多いが、音楽の分野でも静かなヒットが生まれている。

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