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メディア時評

記憶を風化させないために=新城和博・編集者

 「私たちは歴史から学んだか」との見出しで、ポーランドの収容所跡で開かれたナチス・ドイツによるユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)の犠牲者追悼式典に関する記事があった(毎日新聞1月28日朝刊)。その式典に先立ってエルサレムのホロコースト記念館で、ドイツのシュタインマイヤー大統領は「ドイツ人は歴史から学んだと言えれば良かったが、憎悪や非難が広がる中、そうは言えない」と演説した。

 メルケル首相が昨年12月にアウシュビッツ強制収容所跡を訪れ、「虐殺を行ったのはドイツ人だった。この責任に終わりはない」と過去を謝罪したように、ドイツは社会全体で負の歴史と向き合い続けているという印象があった。しかし、ドイツの近年の世論調査では若者の約4割がホロコーストを「全く知らない」「少ししか知らない」という(NHK・BS1「キャッチ! 世界のトップニュース」1月30日放送)。欧州7カ国の世論…

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