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Stand・by・you!そばにいるよ

相模原市の障害者施設で元職員が入所者ら46人を殺傷する事件が起き、障害者は不幸だと決めつけるような容疑者の供述が社会に衝撃を与えました。それでも福祉や介護、医療などの現場では、共生を願い、誇りとやりがいを持って当事者のそばに寄り添う人たちがいます。「Stand by you! そばにいるよ」では、これからを担う世代の奮闘を紹介していきます。

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安心して眠れる一生の道具を 発達障害の人を助ける布団を販売 藤井理夫さん(33)

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発達障害の人を助ける布団を販売する藤井理夫さん(33)=川崎市の神奈川県立高津養護学校で、小川祐希撮影
発達障害の人を助ける布団を販売する藤井理夫さん(33)=川崎市の神奈川県立高津養護学校で、小川祐希撮影

 発達障害がある人は感覚が過敏になりやすく、不眠に悩むケースが少なくない。近年の研究で、重い掛け布団を使うと安心感を得られ、眠りやすくなることが分かってきた。中に金属の鎖が埋め込まれた「チェーンブランケット」をスウェーデンから輸入・販売する「ラーゴム・ジャパン」を2016年に設立し、社長を務めている。

 大学時代に子ども会活動に携わり、福祉に興味を持った。怒りっぽい子も、すぐに蹴ってくる子も、真剣に向き合えば徐々に心を開いてくれた。ただ、時間と人手をかけられるのはボランティアだから。「発達障害の人を助ける道具があればいいのに」と思うようになった。

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