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新型肺炎 ASEAN諸国の農産物輸出入、原材料や部品供給網にも影響

閑散とした土産店内で手持ち無沙汰に携帯を操作する店員=マレーシア・クアラルンプール国際空港で4日、ロイター

 新型コロナウイルスの感染拡大で東南アジアへの原材料や部品の供給網に影響が出始めている。ASEAN諸国は中国との経済的関係が深い国ばかり。カンボジア、ベトナム、ミャンマーの縫製工場では中国からの原材料不足に陥り、操業停止に追い込まれる工場も出てきている。

 農産物輸出入への影響も大きい。近年、中国でブームとなっていたドリアンの生産地のマレーシアやタイでは、中国への物流網制限と中国人観光客減少による国内需要減の影響で、旬を前に価格が下落。また、フィリピンの地元メディアによると、フィリピンバナナ栽培輸出業協会は中国の港湾で手続き業務が停滞すれば、中小規模のバナナ農園に損失が出ると指摘する。

 東南アジアに製造拠点を置く日系企業も危機感を抱く。タイに拠点を置く約1700社が加盟するバンコク日本人商工会議所と日本貿易振興機構(ジェトロ)は今月5~13日、会員の主要日系企業47社を対象に新型肺炎の影響にかかわる調査を行い、40社から回答を得た。それによると、新型肺炎の業績への影響について「大きなマイナスの影響がある」(10%)、「多少のマイナスの影響がある」(50%)との回答だ。

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