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官邸主導トップダウンできしみ 内閣官房健康・医療戦略室 vs 医療研究現場

 政府の健康・医療戦略推進本部(本部長・安倍晋三首相)の事務局を担う内閣官房健康・医療戦略室と、研究現場など各方面との対立が表面化している。推進本部は医療分野の研究開発の司令塔で、戦略室がトップダウンで進める事業に対し「プロセスが不透明」との声が上がっており、今年度予算の執行が一時停止される事態になった。ノーベル医学生理学賞を受賞した山中伸弥・京都大教授とも摩擦が生じた。いったい何が起きているのか。【柳楽未来、須田桃子】

 「事実を申し上げたい。我々のオートノミー(自律性)は完全に消失している」。日本医療研究開発機構(AMED)の中長期目標を議論する1月9日の会合で、機構の末松誠理事長が、斜め向かいに座った健康・戦略室の大坪寛子次長を名指しで批判し始めた。末松氏の訴えは計10分以上に及び、別の戦略室幹部が「事実誤認がある」と反論するなど会合は緊迫した雰囲気に包まれた。

 健康・医療戦略推進本部は、最先端の医療実現のための研究開発を目的としており、健康・戦略室はその事務局を務める。

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