防災やゲーム開発に活用を 奈良・香芝市、三次元道路データを一般公開
毎日新聞
2020/2/20 09:38(最終更新 2/20 17:17)
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奈良県香芝市は、市内の道路や沿道の建物を車載レーザースキャナーで撮影した三次元データを、特設サイト「香芝RID」で14日から一般公開した。こうしたデータは公共事業に伴う自治体の測量などで広く使われているが、誰でも利用できるオープンデータとして公表するのは全国でも初という。防災マップ作成やゲーム開発などさまざまな用途での活用が期待される。
特設ページ(https://sites.google.com/view/ksb-rid/)にアクセスすると、計約7000地点のデータを道路地図上から確認でき、沿道の建物や電線、道路看板なども点描の画像として再現される。特定の2点間の距離や、沿道の建物の高さなども1センチ単位で確認でき、専門業者以外でも、自宅や避難ルートの海抜高度を盛り込んだ自分用の防災マップを製作したり、位置情報を使った仮想現実…
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