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山形「びっくり箱」劇場に閉館危機 井上ひさしさん構想の文化施設が資金難

遅筆堂文庫山形館のオープン時にインタビューに応じる井上ひさしさん=山形市内で2008年9月、弦 地域文化支援財団提供

 山形県川西町出身の作家・劇作家、故井上ひさしさんにより構想された山形市の民間文化施設が資金難に陥っている。施設を建て、ネーミングライツ(命名権)契約で支援してきた市内の洋菓子製造会社が昨年1月に経営破綻。施設を運営する公益財団法人「弦 地域文化支援財団」は新たな命名権スポンサーを募っているが、契約に至っていない。今年2月中に決まらなければ閉館の可能性が浮上する中、財団事務局長の遠藤征広さん(64)は「施設イコール井上さんの気持ちであり、遺産。消したくない」と存続に向けて奔走している。

 遠藤さんは井上さんと同じ川西町出身。開館当初の2008年から同財団事務局長を務める。交流があった井上さんの自宅にかつて招かれ、手書きの劇場の見取り図を見せられた。「中央と地方を結ぶような劇場をつくりたい。ふるさとへの恩返しという意味もある」。井上さんは04年に地元紙への寄稿などで「演劇だけでなく、落語やコンサートも開けて何が出てくるか分からない、わくわくする、びっくり箱のような劇場をつくりたい」…

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