新型肺炎、高齢者や持病ある人に高い致死率 対策難しい無症状の人からの感染

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中国での発症例の分析
中国での発症例の分析

 新型コロナウイルス感染症が高齢者や持病がある人ほど重症化しやすい傾向は、中国疾病対策センターが17日付で発表した大規模な発症例の分析結果でも浮き彫りになっている。

 センターは、11日までに中国国内で報告された疑い例や無症状例を含む患者約7万2300人のうち、新型コロナウイルスの感染が確認された約4万4700人のデータについて、年代や症状、経過などを分析した。症状をみると全体の80・9%は軽症と分類され、重症例が13・8%、亡くなるなど極めて重篤な症例は4・7%だった。

 発症者の年代をみると50代が最も多く、30~60代で全体の8割近くを占めた。

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