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「客足さっぱり」「暇です」感染被害の「しょうゆ発祥の町」を歩く 和歌山・湯浅、新型コロナ1週間

湯浅町中心部にある重要伝統的建造物群保存地区。風情のある古い建物が並ぶ=2020年2月19日午後1時12分、木村綾撮影

 「しょうゆ発祥の町」に新型コロナウイルスの影響が広がっている。感染者が相次ぐ済生会有田病院の地元・和歌山県湯浅町だ。病院で初めて感染が発覚してから1週間が過ぎた。宿泊客やツアー客の減少で閑散とした街を記者が歩いた。【木村綾】

 湯浅町は人口約1万2000人。紀伊水道に面した港町として古くから栄え、世界遺産・熊野古道の宿場町としてもにぎわってきた。鎌倉時代、この地に中国から「金山寺みそ」が伝わり、さらに造る過程でおけにたまった汁が「しょうゆ」として広まったといわれる。湯浅町が「発祥の地」とされるゆえんだ。

 町中心部の細い道の両側には白壁の建物が並ぶ。江戸時代創業のしょうゆ醸造所、築200年の古民家――。2006年には国の重要伝統的建造物群保存地区に指定された。

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