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武漢市封鎖や中国からの入国拒否「感染者減少」「無意味」 新型肺炎の対応評価分かれる

防護服に身を包んで患者を診る医療関係者=武漢市内の病院で2月16日、ロイター

 新型コロナウイルスの感染症を巡る中国武漢市の封鎖や、中国からの入国拒否といった各国の対応への評価は、専門家の間でも分かれている。

 「武漢の封鎖後、世界への(新型ウイルスの)輸出は激減した」。WHOの進藤奈邦子シニアアドバイザーは日本環境感染学会の講演で中国の対応をこうたたえた。

 WHOによると、台湾を含む中国以外で20日までに1073人の感染者が確認された。しかし感染者数の伸びは、2月5日ごろをピークに緩やかになった。大東文化大の中島一敏教授(感染症学)は「春節を前に武漢から人の流出が止まり、中国に渡航歴のある新たな感染者の発生が世界で減少した」と評価する。

 一方で異論もある。NPO法人「医療ガバナンス研究所」の上昌広理事長は、中国では昨年11月の段階でヒトへの感染が起き、12月中にはヒトからヒトへの感染が広がっていたとする米科学誌サイエンスの記事を引用し、「封鎖は意味がなかった」と指摘。さらに「春節休暇で旅行していた多くの人が封鎖で武漢から締め出され、残された高齢者が病院に殺到して医療を破綻させた」と推察する。

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