特集

広島・長崎原爆

1945年8月、広島・長崎へ原爆が投下されました。体験者が高齢化するなか、継承が課題になっています。

特集一覧

原爆ドーム保存を後押しした少女 被爆し16歳で死去 同級生らが日記出版

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
一時は取り壊しも検討された原爆ドーム。国内外から多くの人が訪れている=賀有勇撮影
一時は取り壊しも検討された原爆ドーム。国内外から多くの人が訪れている=賀有勇撮影

 核攻撃の脅威を伝え続ける原爆ドーム(旧広島県産業奨励館、広島市中区)だが、戦後の一時期は「負の遺産」として撤去を望む市民もいた。所有する広島市が保存へと傾いたのは、被爆後の放射線障害に苦しみ、16歳で逝った楮山(かじやま)ヒロ子さんの日記が後押ししたとされる。中学の同級生3人が自費出版した本では、楮山さんが死の淵でつづった原爆ドームへの思いが紹介されている。

 2019年12月に初版された「原爆ドームと楮山ヒロ子」(新書判、171ページ)。府中町立府中中でクラスメートだった▽寺田正弘さん(76)=安佐南区▽中村秀次さん(76)=中区▽吉村勝文さん(故人)――による共著で、同級生らによる証言や日記で楮山さんの人柄を伝え、原爆ドームの保存が決まるまでの経緯も紹介する。

この記事は有料記事です。

残り522文字(全文858文字)

【広島・長崎原爆】

時系列で見る

次に読みたい

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る

注目の特集