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新型肺炎 しょうゆの町に影 済生会有田病院が立地、和歌山・湯浅 応援の手紙が力に

町内では「湯浅まちなみひなめぐり」が開催中だが、観光客の姿はほとんど見られない=和歌山県湯浅町の重要伝統的建造物群保存地区で2020年2月19日午後1時4分、木村綾撮影

 「しょうゆ発祥の町」に新型コロナウイルスの影響が広がっている。感染者が相次ぐ済生会有田病院の地元・和歌山県湯浅町だ。病院で初めて感染が確認されてから1週間が過ぎた。宿泊客やツアー客の減少で閑散とした街を記者が歩いた。【木村綾】

消えた観光客

 湯浅町は人口約1万2000人。鎌倉時代、この地に中国から「金山寺みそ」が伝わり、さらに造る過程でおけにたまった汁が「しょうゆ」として広まったといわれる。湯浅町が「発祥の地」とされるゆえんだ。

 町中心部の細い道の両側には白壁の建物が並ぶ。江戸時代創業のしょうゆ醸造所、築200年の古民家――。2006年には国の重要伝統的建造物群保存地区に指定された。

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