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週刊テレビ評

「テセウスの船」 脚本の妙と好演、名ミステリー=碓井広義

 ミステリードラマにはさまざまなタイプがある。例えば「刑事コロンボ」のように、初めから犯人を明かしていく倒叙(とうじょ)ミステリーも面白い。しかし、一般的には犯人という「謎」を最後まで引っ張ろうとするものが多く、そこが作り手の腕の見せどころだったりする。

 一方、ミステリードラマは見る側に対してフェアであることも求められる。ストーリーの中に手掛かりを潜ませる「伏線」を張っていくのはそのためだ。

 とはいえ、簡単に犯人を教えたりはしない。時には無実の人を「怪しい」と思わせる、いわゆる「ミスリード」の仕掛けも用意する。優れたミステリードラマはフェアでありながら、見る側に推理と混乱の楽しみを与えてくれるのだ。

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