- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

<信州・野生の横顔(プロフィル)>
2月初め、軽井沢町の市街地にある神社の森に「カカカラー」という乾いた音が響いた。キツツキの仲間が木をたたく音だ。周囲を見回すと、樹間から中型の鳥が飛び出し、見上げる高さの木に止まった。
背中から尾にかけての羽毛が黄緑色で、後頭部とほおの一部が赤い。キツツキの一種のアオゲラだ。双眼鏡でのぞくと、くちばしを横倒しにして、しきりに幹の表面にあてがっている…
この記事は有料記事です。
残り292文字(全文486文字)