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創作の原点

演出家・杉田成道さん 「北の国から」細部を徹底的に

=内藤絵美撮影

 「純の台本には『倉本、杉田、死ね、死ね、死ね』と書かれていたこともあった。子供たちにずいぶん、ひどいことをさせました」

 フジテレビ系で1981年に初放送されたテレビドラマ「北の国から」シリーズ(有料放送「日本映画専門チャンネル」で連続ドラマ版を土曜午後10時などに再放送中)の演出を担当した杉田成道さん(76)は、かつての撮影現場をそう振り返る。「純」は、俳優の吉岡秀隆さん(49)が演じた黒板純、「倉本」は脚本を担当した倉本聰さん(85)のことだ。田中邦衛さん(87)が演じる黒板五郎と息子の純、中嶋朋子さん(48)が演じた娘の蛍が、東京から北海道の富良野に移住しての生活を描いた作品。今の時代だったら大変と前置きしつつ、純たちには「雪の中を、川に落としたこともあった」などと、真に迫る演技を求めたと振り返る。

 太平洋戦争のさなか、愛知県に生まれた。幼い頃の53年、テレビの本放送が始まり、街頭テレビで大相撲中継などに親しんだ。大学卒業後、実家の酒問屋を継ぐ予定だったが、兄が新聞社の入社試験に落ち続け「自分が酒問屋をやると言い出して。将来が突然狂った。ならばマスコミはどうかなと思って」。自身も新聞社の試験に落ち続けたが、フジテレビに入社。その後、ほぼ一貫してドラマを作り続けてきた。途中、産経新聞で環境庁(…

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