「ウイルス封じ込めのチャンス縮小」WHOが危機感 医療未整備国への支援要請

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世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長=AP
世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長=AP

 世界保健機関(WHO)は21日の記者会見で、新型コロナウイルスが世界的に感染拡大している状況について、「封じ込めのチャンスが縮小している」と危機感を示した。中国への渡航歴や感染者との接触がないなど明確な感染経路をたどれないケースや、医療設備が整っていない地域での感染が増えていることを懸念。各国に資金提供の強化も呼びかけた。

 テドロス事務局長は特にイランで患者が急増している状況を注視。イランでは、19日に最初の感染者が確認され、21日までに18人の感染が確認され4人が死亡した。感染が確認された人は、イラン各地に点在している。こうした状況を受けて新型コロナウイルスの世界的な感染状況は転換期に入ったのかという質問にテドロス氏は、「封じ込めの機会の窓が完全に閉じてしまわないうちに対策を講じなければならない」と述べた。

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