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桜を見る会

安倍首相主催の「桜を見る会」に首相の後援会関係者が多数招待され、「公費の私物化」と批判されています。

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「桜」名簿廃棄は「障害者職員」 首相の言葉の裏にある「偏見」市民が問題提起

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弁護士会館前に掲示されたメッセージ=鈴木渉さん撮影
弁護士会館前に掲示されたメッセージ=鈴木渉さん撮影

 「この国のいちばんの障害は『障害者』という言葉だ。」というメッセージが21日、東京・霞が関の弁護士会館前に掲示された。「桜を見る会」を巡り、安倍晋三首相が昨年12月の参院本会議で、招待者名簿をシュレッダーで廃棄したのは「障害者雇用職員」だったと答弁で明らかにしたことがきっかけで、「障害者という言葉の裏にある、欠陥がある者といった偏見や固定観念について問題提起したい」と、企画制作会社「ヘラルボニー」(岩手県花巻市)が企画した。

 メッセージの横には、「障害者」と書かれた紙が額縁の下にはみ出しシュレッダーで細断されているように見えるオブジェをあしらった。2018年10月にオークションで高額落札されると同時にシュレッダーで細断された路上芸術家、バンクシーの作品から着想を得て、桜を見る会の名簿廃棄とイメージを重ねた。

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