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故・石牟礼道子さんの作品を成田で上演 「残酷さを含む命の尊さと豊かさ見て」

会場を下見し、談笑する(左から)笠井賢一さんと金子あいさん、塩崎美香さん=千葉県成田市で2020年1月22日午後0時48分、中村宰和撮影

 水俣病の苦しみを描いた「苦海浄土(くがいじょうど)」で知られる作家の故石牟礼道子さんの作品をもとにした一人芝居「六道御前(ろくどうごぜ)」が28日、千葉県成田市の市文化芸術センターで上演される。演じる舞台俳優の金子あいさん(51)=東京都武蔵野市=が、石牟礼さんから亡くなる10カ月前に直接メロディーを教えてもらった歌を歌い上げる。公演は三回忌の直後にあたり、金子さんは「石牟礼さんが見つめた残酷さを含む命の尊さと豊かさを見てほしい」と話している。

 六道御前は、西南戦争(1877年)で苦難を強いられた庶民の姿を描いた石牟礼さんの作品「西南役伝説」に収められている。流浪の旅芸人の「おろくばあさん」がたどった壮絶な半生をつづっており、5歳で天涯孤独になり、夫と死別し、芸をしながら各地を回る貧しい暮らしぶりを描いた。金子さんは「切なくてどこにも救いようがないのに、何か深い愛や希望がある」と作品の魅力を口にする。

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