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下船者が感染 厚労省「想定内」だが「帰宅は苦渋の決断」 高齢者多く、宿泊確保困難

新型コロナウイルスの感染者が集団発生したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」=横浜市鶴見区で2020年2月6日、大西岳彦撮影

 新型コロナウイルスの感染症で、厚生労働省と栃木県は、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」(乗客乗員3711人)に乗船していた60代女性が感染していたと発表した。下船後に国内で感染が確認されたのは初めて。女性は14日間の経過観察期間に行われたウイルス検査で陰性と判断されて下船した。

 加藤勝信厚労相は23日の記者会見で、他の下船者についても健康確認を毎日行うよう自治体に通知したことを明らかにするとともに、「下船者は公共交通機関の利用をひかえてほしい」と呼びかけた。

 厚労省と栃木県によると、女性は、クルーズ船で感染防護策を施した5日以降に行われたウイルス検査で陰性だったため、19日に下船した。だが21日に発熱があり、22日に検査で陽性と判定された。

 国内で下船者に感染が確認されたことについて、厚労省は想定内の事態と受け止めている。世界保健機関がいうウイルスの潜伏期間は最長12・5日で、これに基づき下船時期を決めたが、中国では最長24日間との報告もあるからだ。

 なぜ下船させたのか。船内には高齢者が多く、長引く船内生活で体調不良を訴える人も後を絶たず、大…

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