上田紬、裾野広げる 伝統工芸士が新ブランド リンゴ染めの糸を駆使 /長野

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リンゴ染めの糸で織り上げた「トワイライト」を手にする小岩井良馬さん=長野県上田市上塩尻の小岩井紬工房で
リンゴ染めの糸で織り上げた「トワイライト」を手にする小岩井良馬さん=長野県上田市上塩尻の小岩井紬工房で

 上田市に伝わる上田紬の伝統工芸士、小岩井良馬さん(44)が、自らのオリジナルブランド「RYOMA」を打ち出した。第1弾は、信州産リンゴ染めの糸を駆使した「トワイライト」。伝統的な技法を組み合わせて新しい表現方法を編み出した。小岩井さんは「枠組みにとらわれない自分の世界観を表現したい」と意気込む。【錦織祐一】

 小岩井さんの「小岩井紬工房」(同市上塩尻)は、旧北国街道沿いで江戸時代から蚕種業を営み、1948年に上田紬の織元として創業した。小岩井さんはドイツの日本食レストランに勤務しながら欧州諸国を見聞した後に、2004年に帰国して、舞台女優だった姉カリナさん(47)と家業を継いだ。16年にはきょうだいで伝統工芸士に認定された。

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