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出版流通の構造的問題 はびこるヘイト本 痛みは「人ごと」

「ヘイト本」が作って売られる背景についてノンフィクションライターの石橋毅史さん(右)と話し合う永江朗さん=東京都中央区で1月12日

 中国や韓国の人々を一方的に差別する「ヘイト本(憎悪扇動本)」が書店の店頭に並び続けている。ライターの永江朗さん(61)は「私は本屋が好きでした」(太郎次郎社エディタス)を出版し、こうした事態を招いているのは、本を作る出版社だけでなく、書店を含めた出版流通に構造的な問題があると指摘した。では出版業界や書店はどんな取り組みをすべきなのか。【青島顕】

 書店員が振り出しの永江さんは、出版業界を長年取材してきた。それだけに「好きでした」と書店に厳しい姿勢を示したタイトルは業界にショックを与えた。

 永江さんは、タイトルや帯からどぎつい言葉が飛び込んでくる本や雑誌が店頭に並ぶのを見て「ここ数年、大好きだった本屋さんに行くのがつらくなってきていた。本屋を批判するのはタブーだった。この本を書くのに5年かかったが、ずっとつらかった」と明かす。

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