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21日に投票されたイラン国会議員選(定数290)で、イランの複数のメディアは、反米の保守強硬派が圧勝する見通しと伝えた。ロイター通信などによると、保守強硬派は全290議席のうち178議席を獲得する勢い。国際協調路線を重視するロウハニ大統領を支持した保守穏健派や改革派は、退潮が決定的となった。【テヘラン山本太一、カイロ篠田航一】
前回2016年の選挙は、イランの核開発制限と引き換えに経済制裁の一部解除を実現させた15年の「核合意」直後だったため、主要6カ国との合意を主導したロウハニ師に近い保守穏健派と改革派が躍進し、多数派を形成。だが、米国だけでなく国際社会との対立激化も辞さない保守強硬派が台頭すれば、来年の大統領選にも大きな影響を与えそうだ。
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