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第94回センバツ高校野球

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明徳義塾 選手紹介/7 /高知

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加藤愛己選手(1年)=須崎市で、北村栞撮影 拡大
加藤愛己選手(1年)=須崎市で、北村栞撮影

 <センバツ2020>

フルスイングが身上 加藤愛己(あいき)選手(1年)

 バッティングのいい捕手兼外野手。芯でボールを捉えたときの飛距離はチームでトップクラスを誇る。持ち味は「フルスイング」だ。

 福岡県出身。剣道一家で生まれ育ったが、友達に誘われ、小学3年の頃に野球を始めた。ソフトバンクのファンで、幼い頃からヤフオクドームに父と足をよく運んだ。

 2月上旬、紅白戦で初めてAチームに入り、ライトの守備に入った。レギュラー奪取のチャンスをつかもうと、間の取り方などバッティングの細かな修正を繰り返している。調子は上向きで、馬淵史郎監督も「加藤が5番か6番を打てれば打線が厚くなる」と期待を寄せる。「チャンスで1本打って、勝負強いところを見せたい」。この冬の成長を甲子園で見せる。

最速139キロ本格派左腕 代木(しろき)大和選手(1年)

代木大和選手(1年)=須崎市で、北村栞撮影 拡大
代木大和選手(1年)=須崎市で、北村栞撮影

 最速139キロの本格派左腕で「ストレートで抑えられるピッチャーになりたい」。縦のカーブとのコンビネーションで打者に立ち向かう。

 愛媛県出身。中学3年の頃、馬淵史郎監督に指導を受ける機会があった。アドバイス通りに投げると「ミットに吸い込まれた。投げたことのない球筋だった」。指導を仰ぐため、明徳義塾への進学を決めた。

 2019年秋の明治神宮大会2回戦に先発。中京大中京を相手に敗戦投手となり「強豪に通用しなかった。勝てる投手になりたい」と大舞台でのリベンジを誓う。「僕らが投げて勝てないと意味がない。少しでも(エース)新地さんのレベルに近づきたい」。センバツで登板機会があれば、思い切って腕を振る。

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