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イタリア感染拡大で「空気」一変、世界同時株安に 過去の経済危機と違う「感染症独特の難しさ」

新型コロナウイルスの感染拡大への懸念が強まり、急落した日経平均株価の終値を示すモニター=東京都中央区で2020年2月25日午後4時11分、喜屋武真之介撮影

 新型コロナウイルスのリスクが、世界の金融市場を揺るがしている。欧州や中東での感染拡大を受け、24、25日の日米欧やアジアの株価は記録的な下落幅となった。事態の収束が見えない中で、各国の政府や中央銀行には世界経済の悪化を防ぐ有効な手立てがなく、対応に苦慮しているのが現状だ。

 「震源地である中国やアジアだけでなく、欧米にまで影響が拡大する懸念が強まった。先行き不安が大規模な売り注文を誘った」。楽天証券の窪田真之チーフ・ストラテジストは、新型コロナウイルスの問題が新たな局面に入った可能性を指摘した。

 新型肺炎の感染拡大はこれまで中国や韓国、日本などアジアが中心で、株価への影響も欧米市場では限定的だった。ところが24日、イタリアで感染者が200人を超え死者も7人に増えていることが判明。欧州に近いバーレーンやクウェートなど中東諸国でも感染者が新たに確認され、欧州市場でパニック的に株が売られた。米国市場もリスク回避一色となり、ダウ工業株30種平均が1000ドル超も急落する事態となった。

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