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強い感染力、基礎疾患で重症化…新型コロナの「非常にやっかい」な特性 政府の課題は

首相官邸で開かれた新型コロナウイルス感染症の感染拡大に備えた政府の基本方針を決定した対策本部会議。奥列右から2人目は発言する安倍晋三首相=首相官邸で2020年2月25日午後0時31分、川田雅浩撮影

 新型コロナウイルス感染症で政府対策本部が25日にまとめた基本方針は、感染がさらに拡大した時、社会機能や医療体制をいかに破綻させず乗り切るかを示したものだ。小規模な患者集団から感染が広がりやすいという特徴が見えてきており、それを踏まえて、患者が増加した地域では重症化を防ぐための対応に切り替えていく。医療機関などで適切な運用ができるかが、実効性を上げるうえでの課題になる。

「感染を早期に終息させられるかどうかは、この時期の感染防止対策の取り組みにかかっている。感染しやすい環境へ行くことは避けてほしい」。政府対策本部後の記者会見で加藤勝信厚生労働相は強調した。

 発熱やせきなど感染が疑われる症状のある人がいたら、保健所が把握し、必要に応じてウイルス検査をして陽性なら入院治療、というのが今の基本路線だ。だが、この運用のまま感染が拡大すると、重症化のリスクのある人の検査や治療が遅れたり、病床が軽症者で埋まったりする恐れがある。このため、一般の医療機関で感染疑いのある患者を診療▽軽い風邪症状の場合には自宅療養▽高齢者や基礎疾患がある人は電話などで診療――へと移…

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