メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

 江戸時代には日本と朝鮮との間に、政治外交とは別の、文化上の深い人的交流が存在した。そのことを、2020年度から韓国の壇国大学教授となる鄭敬珍さんは「交叉する文人世界 朝鮮通信使と蒹葭雅集図にみる東アジア近世」(法政大学出版局)で明らかにした。

 焦点を当てたのは1764年の朝鮮通信使である。この年は大変な事件が起きた。対馬藩の通詞が大坂で通信使の一人を刺殺したのである。

 通信使は来日の際、藍島に滞在した。福岡の儒学者、亀井南冥らがそこに訪ねる。その南冥の口から木村蒹葭堂のことが語られた。通信使たちが大坂に着くと、1日に80人以上が筆談に訪れ、詩の唱和を目的にした130首余りの漢詩が届けられる。その喧噪(けんそう)のなかで木村蒹葭堂とようやく出会う。

この記事は有料記事です。

残り437文字(全文765文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 一律の現金給付断念 自民が提言案まとめ 「所得減で生活支障の世帯・個人」対象

  2. ORICON NEWS 優香、志村けんさん追悼 コント番組で長年共演「とてもとても悲しいです」[コメント全文]

  3. 日本人133人がペルー出国 菅氏、チャーター利用認めた台湾に「深い謝意」

  4. ファクトチェック 「死者数もっと多い」は本当か 死因不明の遺体「コロナだったら…」葬儀業界困惑

  5. たばこを吸っていると新型コロナで重症化しやすいのは本当か 専門家が警告する

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです