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日韓朝への思い、自叙伝に 歴史狭間の人々描く 徳山物産前会長・洪性翊さん  /大阪

洪性翊・徳山物産会長=大阪市生野区のアトリエで、矢追健介撮影

洪性翊(ホンソンイク)さん(63)=大阪市生野区

 2019年12月、自叙伝「どや、どや、どや 絵のみち食のみち奮闘記」(東方出版、税抜き2000円)を刊行。大阪市生野区(旧猪飼野)で生まれ育ち、日韓朝を行き来した画家・企業人の歩みに、地元の街並みや祖父母、父母らのエピソードを交える。日本と朝鮮半島の歴史と、その狭間(はざま)で揺れ動いた人々が語られる労作だ。

 小学校から大学まで朝鮮学校に通った。大学では師範教育部美術科に入学。恩師に指導を受けて開眼し、18歳で卒業して教員生活に入った。1981年、韓国の民主化の中で起きた光州民主抗争をテーマに作品を描いて評価されたが、技量不足を痛感。「これではアカン」と大阪市立美術研究所に通い、腕を磨いた。

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