メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

イベント中止? 実施? ぶれる政府、戸惑う主催者 透けるジレンマの正体は

新型コロナウイルス感染症の感染拡大に備えた政府の基本方針を決定した対策本部会議で発言する安倍晋三首相(右から2人目)=首相官邸で2020年2月25日午後0時29分、川田雅浩撮影

 新型コロナウイルス感染症の拡大が懸念される中、各地でのイベントの開催の是非を巡る安倍政権の発信がぶれている。国が主催する行事を延期・中止し、民間などの主催者にも「開催の必要性を再検討」するよう求める一方、「一律の自粛は要請しない」との立場も崩していない。相矛盾するかのような発信からは、国内の感染拡大の防止と経済活動のはざまで、判断しきれない政府の「ジレンマ」が透けて見える。

 イベント自粛の流れは、国内で「感染経路不明」の感染例が増加するにつれて強まった。新型コロナウイルスの政府専門家会議は16日に「不要不急の集まりの自粛検討」を呼びかけ、宮内庁が17日、皇居・宮殿で予定していた一般参賀(23日)の中止を発表。東京都や大阪府も、主催行事を当面、延期・中止にすることを決めた。大規模なマラソン大会の一般参加中止なども相次ぎ、自粛ムードが一気に高まった。

 安倍晋三首相は18日、政府の新型コロナウイルス対策本部会議で、大規模イベントの開催見直しの必要性について「国民への適切な情報提供」を指示。自民党党大会(当初予定は3月8日)延期の検討も党総裁として指示し、21日に延期が決定した。25日は中曽根康弘元首相の内閣・自民党合同葬の延期が発表された。

 しかし、政府は表向き、開催の是非はあくまで…

この記事は有料記事です。

残り817文字(全文1365文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 志村けんさん、新型コロナ肺炎で死去 感染判明から1週間 ドリフターズで活躍

  2. 東京で新たに13人感染確認 検体数少なく件数下がる 新型コロナ

  3. たばこを吸っていると新型コロナで重症化しやすいのは本当か 専門家が警告する

  4. 新型コロナで都市封鎖は実行されるのか 小池都知事「ロックダウン」警告の真意

  5. 河井案里参院議員、救急搬送 薬を多量に服用

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです