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パナソニックと米テスラ 太陽電池の共同生産解消 EV向け電池の協業は継続

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大阪府門真市のパナソニック本社敷地=手前が大阪府守口市、左奥が門真市の本社で2019年11月28日午前11時37分、本社ヘリから
大阪府門真市のパナソニック本社敷地=手前が大阪府守口市、左奥が門真市の本社で2019年11月28日午前11時37分、本社ヘリから

 パナソニックは26日、米電気自動車(EV)メーカー、テスラとの太陽電池の共同生産を解消すると発表した。両社は太陽電池を米国の工場で生産しているが、受注増が見込めないと判断。今年5月末に生産を停止する。パナソニックはEV向け電池でテスラと提携しており、両社の関係が変化するか注目される。

 両社は、2016年に太陽電池事業での提携を発表。17年から米ニューヨーク州のテスラの工場で、共同で太陽光パネルに使う太陽電池を生産している。テスラは太陽光発電事業をEVに次ぐ主力事業に位置付けており、生産した太陽電池はテスラが販売する住宅用太陽光パネルに使う予定だった。しかし、テスラが求める性能水準を満たせず、テスラは中国メーカーの太陽電池を使用。共同生産した太陽電池は日本の住宅大手に販売しており、提携の意味合いが薄れていた。

 太陽電池は10年代以降、中国メーカーが低価格を武器に台頭。太刀打ちできない日本勢は苦戦しており、パナソニックも19年、マレーシア工場を中国の太陽電池大手、GSソーラーに売却すると発表するなど事業の整理を進めている。パナソニックによると、今回のテスラとの太陽電池の提携解消もその一環という。

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